【深刻】ショートステイ

ネズミちゃんの母です。

ここ最近、義父の体調にばらつきがあります。
ほぼ自力でお手洗いまで歩けたり、そうかと思うと立ち上がることも難しかったり・・・

今日もデイサービスから戻った際、私が支えていても部屋に入るなり床にしゃがみ込んでしまいました。
義父:あかんな〜足が全然いうこときかん
立ち上がる意思がない義父を、失礼しますねと後ろから抱き抱えて、椅子に座らせます。
義父:ほ〜!ははっ、えらい力だな(すごい力だな)
どこか楽しげなのは良いのですが、私はかなり腰に負担がきます。

お昼間にしゃがみ込んでしまう時はまだ意識がはっきりしていることもあり、自力で少しでも体を支えようとしてくれます。
完全に立ち上がれないのは夜の時間帯に多く、夫と二人がかりで対応する事もあります。
ここで不安になってくるのは、夫が出張の時です。
ネズミちゃんは小柄で力も弱く、義父を支えきれません。下手に支えようとしますと、義父に怪我をさせてしまう可能性もあります。

夫の出張の予定も近々ありますし、ショートステイのお試しをそろそろお願いしたいところです。

2年前の悪夢、ワクチン離婚案件

2022年、コロナワクチン接種が叫ばれていた頃、義父の介護認定がおりました。
義父は80代に入った頃から足に痺れがあり、右手が動かしにくいという状態でしたから、私は早く介護認定を取って、お願いできるサービスは使おうと提案していました。
しかし生前義母は「介護認定を受けるなんて」と、とにかく否定的でした。その事に夫と義父は全く異議を唱えず、申し込みはできないまま過ごしていました。
義母が他界し、すぐに介護認定を申し込んだのはいうまでもありません。

その中で配食(昼食または夕食のお弁当を自宅まで配達してもらうサービス)は、介護認定なしでも利用できますが、認定があると多少の割引が適応されます。
配食サービスはケアマネさんのオススメでした。普段家族が用意していても、何かあった時にお願いできる先があるのは安心材料になるとのこと。
本当にその通りだと、試食を2〜3社お願いし、義父が良かったという会社にお願いすることにしました。
お願いする会社は決めたものの、お食事は基本的に私やネズミちゃんが用意していますから、実際に配食を頼む事はありませんでした。

ネズミ父:配食って、前日の17時までの申し込みだから、突然何かあっても頼めないんだよね🤔

ネズミ母:今度コロナワクチンの接種があるから、その時お願いして欲しいな。1回目で高熱だったから、2回目だしもっとひどくなりそう。

私たち夫婦はひとりっ子同士の結婚です。
『自分の親の事は自分で』という夫の提案をもとに、義父の介護等の窓口は夫になっています。

ネズミ父:あ〜そうか。

ネズミ母:ワクチンは11月○日の19時の予約だから、翌日のお昼からお願いね。ネズミちゃんも一緒に接種だからね。

その後日程をリマインドすること3〜5回。返事だけはあるので、大丈夫だろうと思い込んで当日を迎え、無事に接種を終えて帰宅しました。気のせいかすでにダルさを感じていました。

翌朝
ネズミ:なんか熱っぽい〜
ネズミ母:ママはもう熱上がってる、気のせいか喉も痛い😭

ネズミ:おじいちゃんのご飯は?配食?
ネズミ母:そうそう。パパが頼んでくれてるはず。散々日程言ってるから大丈夫!
ネズミ:・・・念の為、確認しとこう

倦怠感がひどくぼんやりしている私の横で、ネズミちゃんが夫に電話をしてくれました。
ネズミ:パパ頼んでないって!
目の前が真っ暗になりました。
あんなに何度も日程を伝えたのに!そこからは夫に怒る体力もなく、熱のある状態で三日間、普段と同じように食事の用意をしました。
一番ひどかった接種の翌日はネズミちゃんがなんとかしてくれました。

何をどう作ったかは覚えていませんが、末代まで祟ってやると怨念がこもっていたことだけは覚えています。


これが後にワクチン離婚案件と呼ばれる事件です。
もちろん家族中から夫が鬼のようなお説教をされたのは言うまでもありません。

今にして思うと、なぜ夫は配食を頼んでいなかったのか?
なぜ夫は頼んでいないと気がついたのに、すぐに翌日分の配食を頼まなかったのか?
なぜ夫は自分の妻が熱のある状態で食事の支度をすることに、なんの違和感も持たないのか?

さて。
夫はショートステイの申し込みをして出張に行くのでしょうか?

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