ネズミちゃんの母です。
義父がデイサービス、私はオフ！心に羽が生えた気分です。
自宅と義父宅の片付けやお洗濯をササっと済ませて、お買い物は普段行かない話題のスーパーへ行こうと計画しています。
義父の家から出ようとした時、固定電話が鳴りました。
一瞬無視してしまいたい衝動に駆られましたが、とりあえず『はい』と電話をとりました。
どうやら保険屋さんのようで、もうすぐ火災保険と地震保険の更新の時期とのこと。私が嫁である事を伝えても、電話を何度しても繋がらなかったから良かったの一点張りです。
万が一知り合いだと困るので、とりあえず話を聞くことにしました。
保険屋：『10月5日が更新日なのですが、10月から保険料が上がります。ですから9月に一度解約していただき、再契約していただくと今までと同じ内容でさせていただけます』
母：現在の掛け金と、地震保険を抜いた掛け金が知りたいです
保険屋：『現在4,570円で、抜くと3,740円です、自動更新となっておりますので、そのままですと高いお値段で更新されてしまいます』
母：では、9月に契約した場合の金額と、10月に更新した場合の金額、それぞれ地震保険を抜いたものを教えて下さい
保険屋：『地震保険は一律1,450円です。9月契約ですと6,320円で、10月ですと7,020円です』
母：はぁあああ？最初に同じって言いましたよね？9月に契約しても保険料上がってるじゃないですか？
保険屋：『同じ内容で、とお伝えしたつもりでして、金額が同じとは申しておりません。10月更新よりはお安いです』
母：最初の3,740円ってなんですか？現在4,570円で、地震保険は1,450円なら差し引くと3,120円ですよね？！
保険屋：『あ〜〜3,720円は水害のないプランなんです。少しでもお安くと思いまして』
母：私、嫁ですって言いましたよね？！あなたが言った通りに9月契約なら今までと同じだって父に伝えて、実際4,570円が6,320円に値上がりしてたら『嫁が間違ったこと伝えた』ってなるんですよ！こちらが迷惑するんです！
しまったと思った時には遅く、思わず本音が出てしまいました。
間違ってはいけないと、義実家のことは伝言一つでも特に気を遣っていました。きっちりメモを取って、わかりやすく書き直して伝えていました。
電話の向こうではモゴモゴとすみませんと言っています。
母：最初から『現在は4,570円です、9月契約だと6,320円、10月更新だと7,020円になります。地震保険は一律1,450円ですので、不要でしたらその分引いて下さい』この四つの数字だけ伝えたら良いでしょ！間違ったらどうしてくれるの！
それで年払いだとそれぞれいくらで、何％引になるの？！
ここまでくると苛立ちを隠すつもりはなくなります。言うべき事をさっさと言えとばかりに捲し立てます。
保険屋：何％引きですか？計算しますので
飄々とした声色が、自信無さげなものに変わっています。
年払い金額を聞いて、大体５％引きかと尋ねると、ほぼその通りとのことでした。
地震保険は要らないと思っていましたし、義父宅の火災保険自体悩みどころでしたので、良いきっかけができました。
何より
自分自身、どれだけ義実家の事に気を張っていたのか・・・自分の中で張り詰めていた糸がプツンと切れたのがわかりました。
詐欺まがいの保険屋さんでしたが、こんな怒られ方をしたのは貴重な経験になったでしょう😈
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