下駄箱
ぱっと見⋯物はあるけどキチンとしまわれている所が下駄箱でした。
180センチほどの幅で腰上くらいの高さの造り付け。
引き戸になっていて、開けるときっっっちり並ぶ、購入した際の箱、はこ、ハコ!!!
箱に入ったままの靴がつまっています。
きっちり過ぎて指を入れる隙間もないくらい⋯
なんとか一箱づつ取り出して、箱の中身を確認していきます。
あけても、あけても。
同じような黒いパンプスばかり。
ヒールの高さは約3~5センチ。ラウンドトウ。
ほぼマットな革、たまにエナメル。
飾りはほぼ無し、たまにリボン。
そしてどれもこれも数回は履いたであろうヒールやサイドのスレ。
たいてい経年劣化で革がベタついたり、かたくなったりしています。
やっと違うベージュやオフホワイトが出てきたと思ったら⋯あけても、あけても。
⋯以下同様。
それにしてもなぜこんなに同じような物ばかり???
一生かかっても履き切れない。
一生分の靴を用意しても、靴の寿命が先につきたら意味が無いのでは?
ゴミ袋片手に心の中で叫ぶのは
\おばあちゃんなぜ~/
次に出てきたのはお草履。
お草履を判別するのは難しい⋯
いったんそっと下駄箱の戸を閉めました。
コメント