【見学②】デイサービスで宿泊できる施設

ネズミちゃんの母です

ケアマネさんから、『デイサービスにそのまま宿泊できる施設もありますよ』と教えていただきました。
デイサービスですとお昼間にプログラムがあるため、ポツンとテレビを見ているだけの生活ではなく、活動もあって良いかもしれないと早速夫と二人で見学に出かけました。

自宅からほど近く、少し古めのビルが丸ごとがその施設です。
到着すると、オカリナの音色と利用者さんの歌声が聞こえて楽しそうな明るい雰囲気で、期待が高まります。

説明を担当してくださった職員さんは、ベテランの雰囲気の頼りがいがありそうな女性です。

ちょうど区分変更をお願いしているところで、現在要支援2であることをお伝えしますと、ここは要介護の方のみの受け入れです、とのこと。
また、普段からデイサービスを利用していて週末だけ宿泊したい方で現在いっぱいで、平日しか受け入れができないこと。
ずっとお家に帰らず、宿泊し続けていらっしゃる方が3分の2程度、3分の1の方が通所であること。
そして面会は月に一回15分二人だけ個室はなく、2人〜4人部屋のみ。お洋服などお荷物はこちらに預けていただいている方がほとんどです、といったおおまかな説明をしていただきました。

ネズミ父母:お部屋の見学もできますか?

もちろんです、とそのままエレベーターで上の階へと案内してくださいました。

エレベーターを降りて目に飛び込んできた光景は、ずらっと並ぶドアの開いた幾つもの部屋。すべての部屋の窓のカーテンは閉められているようです。

どうぞと促され、一番手間のお部屋の入り口に立ちました。
「こちらは二人部屋ですね」

4畳ほどでしょうか?介護ベットが横と縦に2台置いてあります。頭と頭はわずか数十センチの距離で、病院などでよく見るカーテンなどの仕切りはありません。

「こちらは三人部屋です」
その隣は6畳ほどあったでしょうか?縦に2台、横に一台、ベットに入るためのスペースがかろうじて確保されている程度の空間を残して、ベットで埋め尽くされている感じです。もちろん仕切りのカーテンなどありません。

ネズミ母:お荷物を置くスペースはないのですね、夜お茶が欲しいときはどうなりますか?
お部屋には一切棚もテーブルもありません。

「ですので荷物はこちらでお預かりしております、お茶はその都度職員に言っていただけたら持っていきます」

ネズミ父:なるほど

お部屋を眺めつつ「一ヶ月宿泊の場合の利用料は14万程度です」「どなたか特養が決まると空きが出ます」というお話を聞き、程なくして見学のお礼を伝えて施設を後にしました。

帰り道、車の中はどんよりとした空気です。
ネズミ母:明日はうちのおばあさんが居た施設の見学だね。もう少しネットでも調べてみようかな

ネズミ父:うん。ケアマネさんから、ここと似たタイプの施設をもう一つ聞いてるから、そこの見学も申し込むね

今月の土日は施設見学で埋め尽くされそうです。

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