ネズミちゃんの母です
この度、二度目のショートステイに義父が出かけてくれました。
一度目とは違う施設です。
両手の麻痺があること、歩行も難しいことなど身体の状況をお伝えし、お食事に口腔ケア、お手洗いやお着替えの介助までしっかりお願いしたつもりです。
予定通り夕方、ショートステイから自宅に戻る義父の乗った施設のお車が到着しました。
今回は車椅子のまま乗ることが出来る軽自動です。
車椅子のまま乗る車両はどうしても乗り心地が良くないそうです。義父は年とともにお尻のお肉もなくなっているので、車椅子に体圧分散のクッションを置いてみました。
ネズミ母:お疲れ様です〜お帰りなさい
玄関先で待つ私に、施設の方が元気な声で「はーい、もどりました〜」と返事をしてくれます。
車椅子に乗った義父が、手を振っています。玄関の中まで車椅子を押して「お疲れ様でした、ありがとうございます」と義父の荷物を手渡して、お靴まで脱がせてくれました。
ネズミ祖父:はい、ありがとね〜
「またね、また今度ね」と声かけしてくださる施設の方に、首を縦に振り手をあげる義父。私もお世話になりましたと、ありがとうございましたとご挨拶して見送ります。
すると義父は、やれやれと玄関の上がり框に座り込んでしまいます。クッションを慌てて義父の背中に当てがいつつ、お食事は大丈夫でしたか?と聞きました。
ネズミ祖父:どこも一緒。人による。え〜人(良い人)もおるけど、やってくれん人はやってくれん
ネズミ母:食べさせてくれない人もいたんですね、その時は自分で食べましたか?
利用者さんが他にもいらっしゃるので、自宅のようにかかりっきりというわけにはいかないだろうと想像できます。
ネズミ祖父:ほーだよ、ちょっとだけやって何にもしてくれん人もおった。他で世話しないかん人がおるもんで・・・ほんで、スプーンが子供が使うようなプラスチックので、まー使えん。
ネズミ母:え?しっかりした介護用のスプーンじゃなかったですか?
ネズミ祖父:違う、違う。他の人はちゃんとしたのを使っとたけど、俺は頼んどらんで無いって。それに、うちから持って来るように書いてあったって言われた。
ネズミ母:え〜〜〜!そんなの持ち物にありましたか??
ネズミ祖父:書いてあったのに、持ってきとらんで無いって!
持ち物にマイスプーンとフォークなんて言われた記憶も、プリントに記載されていた記憶もありません。何か他のお手紙にあったのかと頭を抱えます。そういえば、今回も夫がショートステイの荷物を作りましたが、かなり時間がかかっていました。
ネズミ母:それは大変でしたね・・・お味はいかがでしたか?
ネズミ祖父:ほーだよ、あんなスプンじゃ食べれん。今日の昼はラーメンかな?あれは美味かった
ネズミ母:ラーメン✨それは良かったですね〜、じゃあ今晩は麺類では無いものにしますね
ネズミ祖父:ん?うどんでもええけどな(←麺好き)
それにしてもこの口ぶりだと、荷物を用意してるのは私だと思ってるかしら?
このスプーンフォーク事件、次回からの必須課題に決定です😂
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