祖父の寝る場所
昭和一桁生まれの祖母の葬儀が終わって、祖父を自宅に送り届けました。
祖父の家はには6畳の和室があり、ここにテレビ、小さなタンス、こぶりな棚、それにローテーブルが置いてあり、一日の大半を祖父母はここで過ごしていました。
ローテーブルの上にはポットや茶筒、急須にマグカップなどが置いてあります。
テーブルの下には缶に入ったお薬があります。
キチンと管理できているのか⋯とても気になります。
DMやお手紙、お友達からいただいた写真、コンサートや美術館のパンフレットなどなど。
それに編み物が趣味の祖母でしたから、あちこちに編みかけの毛糸が袋に入って置いてあります。
そして部屋中のフックには、普段使いのバックがきゅうきゅとかかっています。
座布団を退けると祖父は一畳ほどのスペースにおもむろにお布団を敷き始めました。
父:ここで寝る?
祖父:ああ、ここだ
もちろん寝室は別であります。
ネズミ:ここが良いの?
祖父:1番ええでな
\空間ミニマリスト/
取り急ぎ、部屋に転がっている袋や小さな箱を片隅によけ、祖父が踏まないように場所を確保しました。
あんなに物があるのに6畳の和室で生活が完結するなんて😳
\日本人ってコンパクトに生活できるのですね/
片付けは玄関と和室からスタートする事になりました。
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