高齢者施設での服装

ネズミです

ワンマイルウェアとか、ルームウェア、部屋着という言葉はいつからあるのでしょうか?
逆に、よそいき、寝巻きという言葉は聞かなくなっています。
私の中では、普段着か仕事着そして部屋着の3分割で、その境が曖昧になってきているようにも感じます。

戦前生まれの祖父が外出の時に着るお洋服は、秋冬物は全てクリーニングだと言い切るほど、ちゃんとしています。
物持ち良く定番品を愛用する人ですから、かなりの枚数のお洋服があります。多分私より多いくらい・・・ざっと見ても秋冬物だけで50着はゆうに超えています。

そんな祖父のお洋服を見て、母は「おじいちゃんの服がない〜」と嘆いています。父は「そうか??」といった反応です。

祖父のお洋服は沢山あるのに服がないと嘆く理由は、デイサービスや特にショートステイに着ていく服がないということでしょう。

先日もショートステイ施設で「洗濯機で洗えるものにしてください。カシミヤやウールなどのクリーニングが必要なものは使用できませんので、お持ちにならないようお願いします」と説明があったそうです。

祖父の引き出しを見る限り、いわゆるスウェットパンツは2本しかありませんでした。ジャージもトレーナーも見当たりません。Tシャツは海外旅行のお土産品かな?と思われるものが何枚かあります。
しかしパジャマは何セットかあります。

祖父は、基本的に周りになんでも合わせたい人です。
私が施設見学に行って分かったことは・・・


⭕️ スーパー銭湯や、ご近所のジムで見かける服装

 ゴルフ場、熟年夫婦旅行にいそうな服装

男性はジャージの上下、スウェットパンツにトレーナーが王道のようです。もう少し表現すると、キメキメジャージではなく、程よくリラックスウェアです。
ユニクロのラウンジウェア風の方も見かけました。
ちなみにパジャマ姿の人は見かけませんでした。

説明を聞いて、祖父の持ち物を見ているのに自覚のない父。
母がヤキモキしているのが伝わってきて・・・暗雲立ち込めています。

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